売買の流れ
気に入った物件が見つかると買い手はオファー(売買契約書)を売り手に出します。通常、売買契約書はカリフォルニア州では、州公認の不動産協会が発行しているものを使います。その中には事細かに売り手と買い手の権利と義務が記されています。
そして売り手と買い手の間で合意がなされると、売買契約書のコピーと買い手のデポジット(手付金)をエスクロー会社という中立の第3者に渡し売買のプロセスが開始されます。
エスクローはまずタイトルカンパニーという権利に関する保険会社に物件の所有者が誰か、他に抵当がついていないか調査を依頼します。売り手は商業物件の場合、テナントとのリース契約書や収支報告書などの必要書類を買い手に渡し、買い手は何か問題がないかチェックします。
また買い手はプロの家屋調査士に物件のコンディションをチェックしてもらい、何か問題があれば売り手と修理やその分の値下げを交渉します。銀行はアプレイザーという不動産鑑定士に物件の価値を評価させ、ローン作成に必要な書類を売り手と書いてから受け取ります。その後ローンドックと呼ばれる銀行の書類が作られ、それに買い手がサインします。ローンドックにサインした後、買い手は頭金をエスクローに振り込みます。銀行は頭金の振込を確認しローンをおろします。タイトルカンパニーは所有権に関する保険を買い手にかけます。売り手は公証人(通常エスクロー)の前で譲渡証書にサインをします。エスクローが譲渡証書を登記します。所有権が買い手に移り、売り手にエスクローから支払いが行われ売買が完了します。
以上が主な流れでプロセスにかかる日数は商業物件の場合、45日〜60日ぐらいです。
